真っ昼間ガール

ただの日記

メイド・イン・ホンコン

映画を見て外に出ると、今日が何月なのか、何曜日なのか、明日は何があるのか、一瞬すべて忘れる。

 

去年の東京国際でもやってた「メイド・イン・ホンコン」。青春映画ならではのヒリヒリザラザラ感はもちろん、一瞬昔の香港にタイムトリップしたかのような空気感がストレートにささってくる。死に直結する閉塞感と、破滅を恐れない若さ。塩田明彦の「害虫」に似ている?サム・リーの猪みたいな実直さと危うさが尊い。とげとげ頭にのっぺりとした顔、ほっそい腰にピチピチのTシャツ、白ブリーフとダボダボのジーパン。荒い音楽までが、ある一つの定型文。お話はとことんチープ、でも、そこを見る映画ではない。

 

おとといはNちゃんたち3人と三丁目で飲んでた。うだうだしてたらあっという間に終電逃し、ソウルバーに寄ってからタクシー値切り倒してMちゃんちへ。少しだけ寝て、お蕎麦を食べてから昼出勤。鬼のように朝帰りしてる自分にドン引き。

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