真っ昼間ガール

ただの日記

カリスマ不良

先週末はまたしても新宿の夜に吸い込まれる。Bar・Bで飲んでたら終電逃し、その場にいたみんなでBar・Tへ。そこでは薄暗い灯りの中ギターをぽろんぽろん弾いてる人がいて、金夜(というかもはや土朝)の喧騒とは無縁な時間がすごせた〜。

 

全然関係ないけどその数日後、名前も覚えていない同級生の夢を見た。向こうはおそらく私のことを知らない。背が高くて、ちょっと悪くて、いつも彼女がいて、顔も髪も服装も派手だったから目立ってた男の子。目覚めてから、必死に名前を思い出しながらFacebookなぞにいないかなと思って見てたら、なんと中卒で東京に出て地道にミュージシャンの道を歩んでいたらしい。ちらりと見た写真は、よくいるちょっとださめの「いい子」。チェック柄のシャツなんか着てたりしてね。まあよくある話ではあるけど、あの若さも手伝ったカリスマ感のはかなさ。

 

森達也の『A3』が無料公開されてて、一気に読んだ。いろいろと心に留まるところはあるけど、突出した悪に対応する正義が見当たらないからパワーバランスを正すほうに動くあるいは無視するという社会の作用は、先日見た映画の「ミスターガラス」にも通ずる話で、このあたりを少し考えてみたいと思った。