真っ昼間ガール

ただの日記

最高の街、伏見

今年4回目くらいの関西出張、今回はついでに2泊して大阪と京都をまわってとても楽しかった。

まず昔よくニュースで名前を聞いた大阪人権博物館(リバティおおさか)。

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館内入った時、ポコッポコッって音がして何だろうと不思議に思ったけど、今考えるとあれは受付の人がLINEにいそしんでたんだな。データや統計はまあ古い、ちゃちな展示が多すぎる。けど、ちらほらぐっとくる資料があった。人工呼吸器つけてる子はばくばくっ子と呼ぶ。自殺やリンチで亡くなった子供の遺書や言葉がある。あと、順路の一番最後の当事者ビデオコーナーがいちばん充実してる説。

夜は同級生の恩師や、大阪で頑張っている友だちなどとわいわい一席。大阪の夜は、楽しくなかったことがない。締めは揚子江ラーメン、あの透明なスープはカロリーゼロってことでいいかな。タクシーでせっかくホテルまで送ってもらったのに、バカな酔っ払いなのでまた出かけてあたりを徘徊して飲み屋を見つけ朝まで飲んでた。


ねぼけまなこで翌日は京都・伏見へ、月桂冠の酒蔵見学。二日酔いがきもちわるすぎて試飲ができなかったのが心残り。

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伏見は酒と人が共存してて、街のいたるところに酒屋と酒蔵と日本酒飲み屋があり、本当に最高。老後は伏見に住もうかなと思ってる(伊勢も捨てがたい)。

ぶらぶらして呉竹湯でお風呂はいってアルコールを抜く。またちょっとぶらぶらして夜は人にすすめられたうどん屋で「澤屋まつもと」を一杯、次に「神聖」で有名な山本本家がやってる安くておいしい飲み屋へ。399円で飲める原酒、今しか飲めないたれ口。焼き鳥、手羽身のユッケ、粕汁、鶏鍋。字面だけで最高。隣で飲んでた80オーバーのおじいちゃんが、たまたま伏見の街を徘徊するわたしを見かけてたらしく話しかけられ、きゃっきゃ盛り上がってマブダチになる。自分のことを、お金と時間が余ってる後期高齢者って言ってた。今日一緒にご飯を食べようねって話してたのに、電話番号を書いてもらった箸袋をなくして連絡がとれない!昭和の日本映画かよ。待ちぼうけしてるおじいちゃん、きっと悲しい思いをしてる。胸が本当に張り裂けそう。京都の地下にいいお店があるって話をしてたので会えないかなぁと思って京都駅や京都タワーの地下を練り歩き、諦めて京都タワーの地下のフードコートで酒を飲んでたらいい時間になってしまったので新幹線に飛び乗った。というのが今の状況。

呉竹湯

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