真っ昼間ガール

ただの日記

写真は郡山の飲み屋街

最近スナック街や飲み屋街の写真を撮るのにはまっている。消えゆく景色をひたすら保存したい。30年後、すべてがきれいになってしまっている可能性がある。

非常におもしろいのは、その当時の人間観と言いますと、不真面目な人間とか真面目な人間とかはいないわけです。真面目になったり不真面目になったりするのが人間でありまして、たとえば、今日は不真面目になろうとしますとメインストリートを越えて不真面目なところに行けばよろしいのだし、不真面目なやつが今日は真面目になろうかと思えば、メインストリートを越えて真面目なところに行けばよろしい。それが都市のいちばん健康的な姿ではないかと思います。

『ぼくの中の都市』田村隆一

 

唐突だけど日記について。平安時代の日記や、新しいものでは永井荷風の日記はもちろん一つの文学だし、高野悦子の『20歳の原点』は時代の記録。私たちの日記には、文学的な価値はないけれど、人の日記っておもしろい。また田村隆一だけど、こんな文章があった。

自己嫌悪を避けるためには感想を書かないこと、それが日記を永続させるコツです。

超わかる。

 

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