真っ昼間ガール

ただの日記

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

とりあえず

人の生活に組み込まれる楽しさを知ったのは、その頃だった。25歳、酸いも甘いも噛み分けきれなくて、手頃な道しるべがほしいお年ごろ。自分の人生に人を巻き込む甲斐性はなくて、他人の生活の一部にされるくらいがちょうどよかった。 坂本さん、は、五反田の…

硝子の少年時代

某金曜は、校了前のバタバタの中湯河原へ。仕事終えた後せっかくだからとみんなで日帰り温泉寄って、ホカホカで都内戻る。せっかく清めた身を汚すように代田橋の小汚い中華でビール飲んでたら急遽お誘いがあって飯田橋へ。きゃっきゃ言いながら華金満喫して…

夕凪のとき

それを聴くと、今いる場所時間状況すべて一気に吹き飛んで、ある一つの、特定の瞬間にタイムリープする。そんな曲が、自分にはあるんだなぁ。いいことなのか悪いことなのか、いまだにわからないけど。私のまわりだけぶわーっと風が吹いて、知らない間にまた…

カメラを止めるな/ザ・プレデター

「カメラを止めるな」は、おもしろかった。たしかにおもしろかったけど、正直どうしてこれがあんなに大ヒットをとばしたのかわからなかった。決してめずらしくはない構造、ギャグ性、演技力。でも普段映画館に行かないような人たちがこぞって観に行って、全…

時代

激動の26歳終盤、誕生日1ヶ月前にして駆け込みで物事が動きすぎている。 9月中旬。ある日の土曜はサザンシアターでお芝居、原田マハの「キネマの神様」を。お芝居にしては親切すぎて、ちょっとものたりなかった。その後は社会雑誌の元編集長やら労働争議を闘…