図書館に返すの遅れてる
最近読んだもの。
星野智幸『呪文』
永井荷風『濹東綺譚』
吉本ばなな 『不倫と南米』
星野智幸、今まで知らなかったのもったいないくらいおもしろい。日常に潜む悪意と対立と盲信と統制と。何の変哲もないどこにでもある話からはじまって、徐々に狂気ワールドへと突き進んでいき、止めたくても止められないもどかしさ。読書の醍醐味をビリビリ感じる。
吉本ばななのやつは、南米と不倫にまつわるオムニバス。タイトルから想像するよりだいぶさっぱりきっぱりしていた。南米出張の際、ホテルに不倫相手の妻から電話が来て、不倫相手が死んだ、と告げられる話がおもしろかった。
仕事が終わらない。来週の伊勢出張楽しむために、4日までにすべてを終わらせないといけない。無理だ。