真っ昼間ガール

ただの日記

酉の市で熊手を買えなかった

そういえば11月、毎年恒例新宿花園神社の酉の市に行ってきた、ものの、人が多すぎて入れず、新しい熊手を買えなかった。今回はいつものごとく友人Mと、夏に久々に再会してまた遊ぶようになったRちゃんと3人で。三丁目で焼肉食べてから行ったけれど、人の波が一生ひかない。これは無理だとしぶしぶ諦める。毎年深夜2時くらいに行ってたから、終電前がこんなに混むなんて知らなかったよ。

 

年を越す前には演劇2本、民藝の「泰山木の木の下で」と、二兎社の「私たちは何も知らない」。前者はもう、ボロ中のボロ泣き。可愛く天真爛漫なふりをしないと乗り越えていけない辛さを抱えたおばあちゃん。おばあちゃんを通して自分の辛さにぶちあたる若い青年。戦争は、原爆は、わたしたちと何ら変わりなかった人たちに背負いきれないほどの重荷を背負わせる。そんな時代が確かにあったんだなぁ。

後者は朝倉あき主演で、平塚らいてうの青踏の話。朝倉あきの声はいい、でも演技は安定感がありすぎる。テンポよく今風だったけど、何かものたりなかったのはなんだろう。

 

演劇の前は人形町玉ひでで親子丼、終わった後は、いつものお鮨になだれ込む。前日寝不足だったがゆえに真っ赤な顔して日本酒飲んでたけど、いつもニコニコ穏やかなIさんが珍しくご自分からお酒を注いでくれたから、がぶがぶ飲み干してた。

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